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JINSOブライダルカウンセラー 婚活塾ブログ

2025/10/06

結婚生活における思いやりの力

 結婚生活を続けていく上で欠かせないもの、それは「相手を思いやる気持ち」です。言葉では簡単に言えますが、実際にはとても難しいもの。人間は誰しも自分を中心に考えがちで、つい相手の気持ちを忘れてしまいます。私自身、妻から「自分のことしか考えていない」と言われることがあり、反省の毎日です。ですが、その一部でも相手のことを考えられたら、夫婦関係はもっと穏やかで心地よいものになると感じます。

勝ち負けを超えた「相手を尊重する心」

 結婚生活は勝ち負けではありませんが、人との関係において「相手の立場に立つ」ことは非常に大切です。高校野球の名監督、池田高校の蔦文也監督が全国優勝を果たした時、喜びに沸く選手たちにこう言ったそうです。
「それくらいにせえ。それ以上は相手に失礼だ。」
勝った喜びよりも、負けた相手の気持ちを思いやることを大切にしたのです。夫婦関係においても同じで、自分が正しいと主張する前に「相手の気持ちはどうだろう?」と立ち止まる姿勢が大切です。

理想の夫婦に学ぶ思いやり

 やなせたかしさんと妻の暢さんの関係も、まさに思いやりの象徴です。売れない時代、夫を支え続けた暢さん。そして何をするにも妻を第一に考えたやなせさん。二人の間にあったのは「お互いを思いやる気持ち」でした。結婚生活が長く続くカップルほど、日常の中で自然にこの気持ちを出せているのだと思います。

思いやりが結婚生活を育てる

 結婚生活では小さな積み重ねが大切です。相手の疲れを感じ取って一言ねぎらう、相手の意見を尊重して譲る、そんな「小さな思いやり」が夫婦関係を温かくし、長く続く秘訣となります。幸せな結婚を目指す人も、すでに結婚生活を送っている人も、「自分がどう思うか」だけでなく「相手はどう感じるか」を考えることから始めてみませんか?

結婚生活における思いやりの力